農家だが車が好きなブログ

私は農家の跡取です。農作物の記事やプロ整備士の裏技やおすすめの商品、整備記録を書いています。

整備士がよく見る箇所10選!!中古車をの選び方 エンジンルーム、下回り編

最終章になりました。読んでくれてありがとうございます。

 

 

まだの方はこちらから 

 

外装編

 

 

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内装編

 

 

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エンジンルーム内

エンジンブロック、パイプ類が錆び、腐食していない

雪の降る地域や海沿いの地域によく出る症状です。エンジンブロックなどアルミ製のものは塩分で腐食します。腐って折れたり、錆の部分から漏れたり現状は良くてもだんだん症状が悪化していきます。エンジン等大きい部品がだめになると修理代は高額になります。完全にないものは無理かもしれませんが比較的きれいなものを選ぶようにしましょう。

 

エンジンオイルフィラーキャップを外してみる

中古車を見るときの定番ですがフィラーキャップのう裏側にどのくらいの汚れがついているかチェックするというものです。黒い泥みたいな汚れ(スラッジ)が多いほどオイル管理が悪かった可能性があります。他にも白っぽいマヨネーズみたいなものがついているとオイルが水分を吸っている証拠で短距離走行が多い車によくある症状です。キャップを外したら見える範囲でエンジンの中を見てみましょう。見えない車種もありますがみえるのであればスラッジがついているか等も確認するといいです。本当にひどいものはヘドロみたいにびっしりスラッジが付ています。そういった車体はオイルラインが詰まり焼き付きやエンジンブローの可能性が高いのでやめたほうがいいです。

 

エンジンオイルフィルターは古くないか

オイル交換の有無の基準になりますがオイルは交換していてもオイルフィルターの交換はあまりしていない人も多くいます。見た目わかりずらいかもしれませんが明らかにオイルフィルターが古い場合は要注意です。オイルの交換履歴がわかるなら確認しましょう。

 

エンジンオイル、ミッションオイルの汚れをチェックする

中古車はだいたいが成約が決まってから整備に入ります。なので基本オイル関係,

整備関係すべて作業はしていないでしょう。内外装や見えるところはきれいになっているはずですが中身は現状といったところです。整備が入る前にオイルの汚れ等をチェックしてみるとその車がどんな状態なのかわかります。

 

冷却水はちゃんと入っているか

低年式車で見てほしいのが冷却水です。最近の車はLLC(ロングライフクーラント)といって長持ちする冷却水が入っていますが一昔前の車はそうではありません。冷却水が減っていないか漏れている場合エンジンルームから甘い匂いがしますので参考にしてみてください。冷却水が漏れている、消費している場合オーバーヒートを起こして走行不可になります。

 

運転席ドア内側やエンジンルーム内に貼ってあるオイル交換履歴を見る

量販店やディーラーなどオイル交換した場合いつどこで何キロの時に何をしましたというステッカーを張ってくれます。基本それをみればだいたいは何をやっているなとわかるかと思いますが。あくまでもステッカーは参考です。実際目で確認したオイル等が正しいのでそこは間違えないでください。ただ律儀な会社はブレーキフルードやミッションオイル冷却水やエアコンガス調整まで細かく張ってくれるお店もあります。シールがいっぱいついている車はメンテナンスもちゃんとしていた証拠になりますので参考にしてください。

エンジンに異音はないか

試乗ができるなら試乗をするに越したことありませんが、ナンバーがない車は走行できません。エンジンをかけて異音がないか、吹け上がりは順調か、白煙、黒鉛は出ていないかなどをチェックするといいでしょう。排ガスの匂いなんかも参考になります。

異音がある場合は見積もりをしっかりとって検討しましょう。買う前にしっかり治しておくかほかの車を探しましょう。

 

 

下回り

錆や腐食はしていないか(ブレーキパイプ)

エンジンルームと同じで錆、腐食を確認します。よくみたほうがいいのがブレーキパイプです。車のブレーキは油圧で作動しているため漏れがあった場合制動力は著しく落ちます。ブレーキが利かず事故になるケースも多いのでよくみておいたほうがいいです。パイプに白いできものみたいになっているものは危ないです。

ボディに穴が開きそうなほどの錆も注意です錆の上から錆止めを塗っても進行を遅らせることはできても止めることはできません。あきらかに錆びている場合その車は検討したほうがいいかもしれません。

 

足回りなどにこすり傷や打痕がないか

下回りにこすった後、縁石に乗り上げて打痕したあとがないか確認してください。足回りを打っている場合アライメントが狂っている場合があります。軽傷ならともかく曲がったりしている場合は交換になります。前にガソリンが全然入らないというお客様の車を診断したときに燃料タンクがぶつけて凹んでいてガソリンが入らないという修理をしたこともありますのでその辺もみたほうがいいでしょう。

オイル漏れがないか

非常に大事な部分になります。まず何オイルが漏れているのか。どこから漏れているのかによっては金額もだいぶ変わってきます。車両価格内におさえてもらえればいいですがそうでない場合結構な金額がかかることがあります。オイルが漏れることはしょうがないですがあまり変なとこから漏れていて修理しないで乗るのは危険ですのでお店によく相談してください。あまりいい話ではないですがお客様来店前にオイル漏れを清掃して車を見せて成約してそのまま修理せずに納車する車屋さんもあったりします。納車後1か月くらいでオイル漏れの確認は必須だと思います。漏れているようならすぐに買った車屋さんに行ってください。知らないで1年乗っていて修理代を請求されるのは腑に落ちないですからね。

 

まとめ

下回りやエンジン回りはよくわからないことが多いと思います。いきなり中古車屋さんんで見せてもらっても基準がないとわからないと思います。なので今乗っている車をオイル交換や車検の時に下回りを見せてもらったりしてそれを基準にしましょう。整備士の人に聞けば結構錆びてますねとかいろいろ教えてくれると思います。作業中は邪魔になるので質問は作業が終わってからにしてあげてくださいね。中古車の販売店は当たり前ですがいいこと(メリット)しか言いません。嘘ではないですがそれだけを鵜呑みにするとあとで騙されたなんてことになりかねませんのでよく現社を確認して納得のいく車両を購入してください。

整備士がよく見る箇所8選!!中古車をの選び方 内装編

 

前回の外装編見てない方はこちらからどうぞ

 

 

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今回は内装編です

  

 

 

 

内装編

天井が黄色くなっている

天井が黄色ももしくは黒くなっているのはたばこによる汚れです。たばこのヤニは簡単には落ちませんし天井が汚れるほどの車は窓締め切りでかなりの量を吸っていた証拠です。匂いをすごいでしょうからおすすめはできません。そのような車は窓もかなり汚れているでしょう。

 

シートに動物の毛が落ちている

前オーナーがペットを飼っていたりすると車の中に動物の毛が落ちていることがよくあります。ペットを乗せていた場合おしっこなど衛生面で心配なところが多いです。毛と匂いがする場合はまずやめたほうがいいでしょう。シートにシミがある場合も同様です。

 

運転席シートがへたっている

乗り降りが多い車に多いのがこのシートのへたりです。乗り降りの時いどうしても擦れてしまうドア側のクッション。擦り切れ気味なのはシート表皮がっ破けてしまう可能性があり修理にお金がかかります。クッション交換になるとさらにお金かかるのでよくみておく必要があります。シートのへたりによって前オーナー乗り方もわかるので車の状態も把握することができます。距離の割にシートがへたっている場合→短距離での走行が多い。距離の割にシートがへたっていない→長距離が多い。どちらかというと後者のほうがエンジン、車に負担なく乗っているのでお勧めできる車両になります。

 

内装の隅、隙間に砂がついている

見落としがちなのがや砂です。メーター回りやドアポケットに砂が多くついている車両は砂ぼこりが多い場所に置いてある時間が長いことがわかります。実際砂ぼこりは車にはかなり悪影響で車内は電子機器が多いため故障のリスクがかなり高くなります。コンピューター関係は5万円10万円普通にしますので注意したいところです。砂埃系で故障したコンピューターはたくさん見てきました。室内は防塵、防水が基本されていませんのでご承知ください。

 

フロアマットがついている

当たり前すぎてそんなことと思うかもしてませんが中古車の場合ない車あるんです。前オーナーが他で使うから持って行ってしまったなど結構あります。フロアマットに関してはあとから買うものなのでつけてくださいとはお店側も言えないのです。しかも買うと2,3万はしますのでけっこうな出費です。当たり前のものほど確認が必要です。

 

ドアの開閉がスムーズである

以外と多いドアの開閉が渋い症状。特にスライドドアはローラーがだめになるケースも多いです。スライドドアにはローラーが3か所ついているのですべてを交換になると結構いい金額になるでしょう。そして両側。得に砂を噛んでいるスライドドアは壊れやすいので要チェックです。あと1番開け閉めが多い運転席ドアですが、コキッコキッと音がする場合はドアチェッカーがへたっているので交換をお願いしましょう。

 

純正ナビがついているか

知らない方が多いと思う純正ナビの落とし穴。特にメーカーオプションのナビはほんとに注意!古くなったら社外に交換すればいいやと思っていてもいざ交換しようとお願いしたらこれはメーカーオプションなので交換できませんとの回答。めちゃくちゃあります。メーカーオプションは更新キットしか販売しておらず、一定の年数で更新キットも生産を中止します。常に最新とはいきません。ディーラーオプションであればまだ交換対応できる車種もありますのでよく確認したほうがいいです。

 

オプションがついているか

基本的に車両か価格に関係があるのが車種、年式、総走行距離、外装色、グレード、外装内装傷です。ETCやドライブレコーダーなどのオプションは基本的に価格に反映されません。なのでついていないよりついているほうがお得です。中古のものに関してはタイヤもそれに含まれます。スタッドレスタイヤもホイールとセットで買うとお金もかかるのでタイヤの有無も考慮に入れるといいかもしれません。

 

 

 

エンジン、下回り編に続く

 

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整備士がよく見る箇所11選!!中古車をの選び方 外装編

中古車を選ぶときってどこをみたらいいかわからない、なにを基準にしたらいいかわからない、そんなことをよく聞きます。今回はサービスマン目線ではなく整備士目線でお話します。私たち整備士はこんな車は買わないよというところをまとめてみました。

 

 

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外観編

ボディに錆がある

ボディに錆がある場合板金をしても絶対に大丈夫という保証はありません。また同じところから錆びてくる場合があります。特にリヤのフェンダー、リヤタイヤのアーチぼ部分は車種によって錆やすい車があります。既に錆びているものは修理できますが再発の可能性も大きいことはご留意ください。これはこまめな下回り、ホイールハウスの洗浄である程度は軽減できます。特に冬についた塩カルが大部分の原因です。

 

大きな凹みがある

大きな凹みがある車はそこの部分修理ができない可能性があります。そうなった場合ドアならドア交換になるでしょう。部分修理でない場合金額が格段に上がりますので後で直せばいいやと甘く考えないようにしましょう。凹みが大きくなくてもプレスラインや淵の傷や凹みの場合の修理不可になる場合がありますので注意です。

 

塗装が色あせている

色モノ系の車、特に赤、黄色系の色は色あせしやすいです。すべてではないですが確率は高いです。次の単色の話にもつながりますが、色あせは日が当たるところに置きやすいです。ルーフ、ボンネットをチェックするとわかりやすくさわってみると粉っぽくさらさらしている傾向があります。こうなっているのは洗車もたいへんですのであまりおすすめはしません。

 

単色である

専門用語だとソリッド色ともいわれる単色塗装は塗装が薄くチープです。色あせする多くはこのソリッド色です。塗装の種類は他にもキラキラが入ったメタリックやパールがあります。きれいに乗りたいと思うのであればソリッドはやめたほうがいいでしょう。

 

あきらかに塗装に違いがある

ソリッド色だと特にわかりやすいですが例えば前のドアは褪せているのに後ろのドアは褪せていないという車がたまにあります。これは後ろのドアを修理もしくは再塗装している可能性が高いです。メタリック、パール色でも質感(触ってみた感じ)透かして見た透明感の違いで判るものもあるかと思います。素人目だとどこまで修理してあるのかわからないどころか修復歴のある車の可能性もあります。避けたほうがいい車です。

 

ちりが合っていない

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ちりとは青く丸をした部分のことです。隙間ですね。修復歴ありの車やドアを交換している車でちりが左右で違う車がありますので注意するといいです。実際このちりがうまくあっていない工場は品質があまりよくありませんのでそこの工場で修理するのも考えたほうがいいです。

ホイールに傷がついている

意外と見落としがちなのがホイールの傷です。縁石等にぶつけたのであればアライメントが狂っている可能性があります。ホイールの傷、アライメントが狂っていても修復歴にはなりませんし、もしアライメントが狂っているとタイヤが極端に減っていきます。お店に調整を出しても2万~3万くらいかかりますし、実際に足回りが曲がっていたらその部品を交換しなくてはいけません。アライメントは目視ではわからないため測定してみないとわかりません。測定してはじめて曲がっているねとわかりますので手間もかかります。

 

ドアバイザーがついている

好みかもしれませんがドアバイザーは結構役に立つと思っていまして。あとでつけるとなると2万くらいかかります。最初からついているとお金もかからずお得です。ドアバイザーがついていてもついていなくても金額は変わりませんのでついている車両がお得かと思います。私はたばこを吸いませんが雨の日やちょっとした換気のときには重宝しています。

ヘッドライトは曇っていないか

車庫保管かどうかがわかりやすいのがヘッドライトです。新しめの年式で曇っているのであればほぼ青空駐車でしょう。逆に低年式なのに曇っていなかったりボディがきれいな場合は車庫保管の可能性が高いでしょう。ヘッドライトが曇っていると光量が足りず車検が通らないことがあります。ヘッドライト交換で片側3万とかしますから(車によっては10万のもある)その辺を見ておくのも損はないかと思います。

フロントガラスに飛び石はないか

フロントガラスの飛び石は車検が通らないことと放っておくとひびが広がります。ガラス飛び石修理でも1万~2万くらいかかりますし。交換なら10万近くかかります。最近のレーダー付きのガラスがとさらに高くつきます。飛び石は外から見た場合わかりずらいです。確認するときは室内から見るとよく見えるでしょう。

 

純正ではない部品がついている

社外の部品がついている場合左右あるものだと片方壊れた時両側交換になります。またエアロパーツの場合同じものが販売されているかわからない、外した場合ボディに穴が合開いている可能性があることを考えると純正以外のものがついている車両はおすすめできません。見た目はいいかもしれませんがよく考えましょう。

 

 

内装編はこちら

 

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エンジンルーム 下回り編もどうぞ

 

 

 

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これを読んどけば間違いない!中古車選びの極意 軽自動車編

今回は軽自動車編です。軽自動車は普通車に比べて値段がシビアです。用途をよく確認して検討してください。

 

普通車編はこちら

 

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 軽自動車のメリット

軽自動車は車体が小さい分小回りが利き、取り回しがしやすいので運転が苦手な方や免許取り立ての方におすすめできる車です。他にも税金、維持費が安い、燃費がいいなど実用性に富んだメリットがたくさんあります。通勤や街乗り、車体が小さいので機動性がよく硬くならずに運転ができるのも魅力です。最近安全装備も充実していて軽自動車の安全面で心配している方も安心して乗れるようになってきました。

 

用途を考える

何に使いたいのか。通勤のみなのか、レジャーやキャンプに行きたい、車中泊をしたい、子供を乗せたい、人数が乗るなど何をメインに使うか考えます。軽自動車は種類が少ないですが用途によって金額が大きく変わります。何が本当に必要か考えましょう。

 

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形状の種類

軽自動車の場合大きく5つの分類できます。

 

スモール

スモールは軽の中でも一番小さい車です。アルトや、ミラなどがあります。車体が小さい分軽く燃費が良く機動性がすごく良いです。学生とかで1台あるとすごく便利で行動幅が広がります。通勤におすすめで職場まで距離がある方は車体も軽の中では一番安く燃費もいいので経済的にもお勧めできます。基本4人乗り設定ですが大人が4人乗るには小さいかなといった印象です。スモールクラスにスライドドア設定はありません

 

ミドル

軽自動車のサイズでちょうど真ん中のサイズです。ムーブやワゴンR、Nワゴンなどがあります。サイズ的にもちょうどよく街乗り、通勤メインで使うのに向いています。スモールより高級感があり高さがある分、積載性能も高いです。スモールはちょっとな。。。という方にお勧めです。ミドルクラスにスライドドア設定はありません

 

ハイトワゴン

今一番人気のある軽のハイトワゴン。N-BOX、タント、スペーシアなどがあります。基本スライドドアの設定が標準装備です。室内高さがあり大人でもそこそこ立てるくらいも高さが確保されています。スライドドア設定なのでチャイルドシートを使うお子様だったり、年配の方で乗り降りが大変なんて方でも安心してお使いいいただけます。室内も広く軽とは思えないくらいの居住性があります。どの車種も人気が高いため中古相場が高いのが難点です。

 

箱バン、ワゴン

軽のバン、ワゴンは仕事やアウトドア、釣り、キャンプなどに人気の車になっています。一般的にバンは仕事用の車で室内が簡素なつくりです。荷物を運んだりするのがメインなのでシートなどもワゴンに比べるとチープです。一方ワゴンは人を乗せたり日常的に使うのがメインになります。バンに比べると高級感があり値段もその分高いです。使い勝手がいいのでこちらも人気が高く走行距離が多くてもなかなかの値段で販売されていることがあります。

 

トラック

農業は配達、仕事で使われることが多い車です。トラックの場合代わりが利かないので選択肢は限られます。

 

ターボは必要か?

車種により設定があったりなかったりするので一概には言えませんがターボ車の設定がある車種があります。軽自動車の排気量は現在660cc設定になっています。ターボ装着車は同じ排気量でも出力、パワーがあります。高速走行や、登坂走行はターボがあるとないとでは全然違います。高速走行もターボなしで走れないことはないですが。エンジン音や振動などで疲労度合いが変わると個人的には思います。必要ないと言われればそこまでですが私はターボがついているものをおすすめしますが通勤でしか使わないスーパーに行くのがメインなのであれば必要はないかもしれません。ターボ車はオイル交換の回数が多くなり、燃費は少し悪くなります。

 

4WDは必要か

雪の降る地域、アウトドア使用は4WDが必要な場合があります。4WDは中古市場では数が少ないため必要がないのに4WDを探すのはおすすめできません。もしいい車両を探したいのであれば2WDで探すことをお勧めします。

 

軽自動車はお得に買えるのか

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もし新しめの軽を探しているのであれば新古車狙いがおすすめです。デモカーや登録済み未使用者は中古車扱いになります。新車でない分少しでも安く買いたい方はいいとおもいますがグレードや装備をえらぶことができないため、どこかで妥協しないくてはいけません。軽自動車の場合相場が落ちにくいことが多いので、中途半端な年式、距離のものを買うと逆に損をする場合がありますので人気車種の場合は情報を集めてから購入を決めてください。整備的目線だとたとえばタイミングベルト装着車は10万キロで交換のスパンが入ります。なので8~9万キロの車両を買うよりは10万キロちょっと超えたくらいのタイミングベルト交換済みの車両の方がお得だと思います。

市場はどんな感じ?

個人的意見になりますが。ハイトワゴンの相場が高いのは判るのですがそれに次いでミドルクラスもなかなかの相場の高さになっています。こだわらないのであればスモールクラスが私は狙い目な気がします。私は足で車が欲しかったのでスモールクラスで車を探していますが程度のいいもので安いものが多く正直必要十分だと思いました。

まとめ

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中古車はタイミングが大事なので長いスパンで気長に探すことをお勧めします。車検まで今の車を乗るのであれば1年目くらいには遅くても探し始めることが理想です。急いで探してはずれな車両を売りつけられないように探しましょう。現社は必ず見て試乗できるようなら試乗はしましょう。少しでも気になるところがある場合は聞いてみたほうがいいです。車屋さんも金額をあげたくないためちょっとのことなら大丈夫ですよ、というと思います。知り合いに車屋さんがいれば一緒に行ってもらうといいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを読んどけば間違いない!中古車選びの極意 普通車編

中古車を選びのポイントを解説していきます。

中古車を買おうと検討中の方は何が必要なのかを考えましょう。

実際につ仕事をしていて思ったことも書いていきます。参考になると思います。

 

 

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車種が決まっているか

車種が決まっている場合は予算を考えましょう。

車種が決まっていない場合は車種を決めましょう。街中走っている車でこんなのがかっこいいな、この車に乗ってみたいな、など国産車の場合はだいたいの車は街中で見かけることができますので外に出かけたときに駐車場など探してみるといいでしょう。それでも決まらない場合はまずどんな用途で使いたいか考えるといいでしょう。

 

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車体形状から考えてみよう

普通車は大きく分けて4つあります。例外もありますが大まかにまとめています。

 

ハッチバック

ハッチバックのくくりも大きいですが一般的にコンパクトカーがわかりやすいですね。車種でいうとホンダのフィットやトヨタのアクアです。街乗りやちょっとした高速移動などに向いています。燃費もよく維持費も普通車の中では安いので維持を安く済ませたい人にはお勧めです。デメリットとしては荷室が狭い、人数制限が5人なため多様性のある車ではありません。通勤や小人数移動に向いている車です。

 

セダン

セダンはボディの長さによる乗り心地の良さが売りの車です。車種でいうとトヨタ クラウン、ホンダ アコードなどがあります。見た目と積載性能で好みが分かれますが乗り心地はセダンが一番いいのは間違いないです。仕事での移動が多い人や長距離走行が多いなど車に乗る時間が多い人におすすめできます。最近のセダンは昔に比べて燃費が良くなっているので経済的にも優しくなってきています。車体は大きい車種が多いので運転技術が必要です。

 

SUV クロカン

最近どのメーカーでも力を入れているジャンルになります。人気も高いです。車種としてはランドクルーザー、ハリアー、ヴェゼルなどがあります。もともとはアウトドア、キャンプ、悪路走行(山道)向けに作られた車です。ここ最近はオンロード(舗装路走行)向けの車種が増えてきていますが見た目のカッコよさ、大きさが魅力的です。車のサイズもバリエーションがあり運転に自信がない方でも車体サイズを選んで乗ることができるため人気の形状です。個人的なデメリットとしては燃費、積載性能と車高が高いため乗り降りが少し大変な点が気になるところですが最近の車種は乗り降りしやす傾向があります。

 

ミニバン

ファミリー向けのイメージが大きいタイプの車です。アルファード、ヴォクシー、ステップワゴンなどがあります。3列シート設定があるため多人数が乗れ積載性能も申し分ないです。通勤等に使うにはサイズが大きくコンパクトカーに比べて燃費が悪いです。ですが1台あるとすごく便利な車で多用性があります。スライドドアが使いやすく子供がいる家庭ではかなり重宝します。スライドドアを希望する場合はミニバンになるでしょう。

 

 

 

予算を考える

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年式と走行距離で車の料金はかなり変わります。相場は調べればすぐに出てくるので参考にするといいです。考えるのは車体代だけではなく諸費用、車検が切れている場合は車検代、修理が必要であれば修理代がかかります。販売店により諸費用の差がありますので。内訳を聞いてみるのもいいでしょう。だいたい車体プラス15万から30万くらいが多いです。

ボディ色を決める

ボディの色には人気色と不人気色があります。人気色は値段が高いので同じ年式走行距離でも価格が変わってきます。白、黒など無難な色は人気が高く、色物 赤、青などは不人気な傾向があります。価格を気にするなら不人気色を狙うのもありです。

グレード価格差

基本的にグレードにより価格差がありますがだいたいの方はできれば高級グレードのほうがいいなと思うと思います。年式が古くなってくるほどグレード価格差が狭くなってきます。新車の価格だと大きく違うものでも価格が安くなってくほどその差が狭くなります。なので高グレードを狙うのであれば低年式の方が安く買えます。

実際に必要な装備

グレードが高い車はたしかにいいと思いますが、過剰装備になる場合があります。ハイグレードになるほど車体が重くなりますので燃費が悪くなりますので、その辺の見極めも必要です。これは新車を買うときのも同じです。

エアコンは街乗り中心であればマニュアルエアコンで十分ですしついててクルーズコントロールも高速走行しないと使うときはありません。付いていて損はないですが、よく検討するといいです。

 

中古車をお得に買う方法なんてあるの?

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先ほども少し触れていますが。ボディの色は価格に反映されやすいです。人気色をさけて探すとお買い得な車を見つけることができます。しかし車の台数的にも少ないのが不人気色なので短期での車探しには向きません。グレードに関してもそうですが、グレードにより価格が変わります。高年式の車だとグレードにより価格差は出ますので必要な装備を選んで買うことをお勧めします。

人気の高い車は年式走行距離がそこそこいってても値段が落ちにくい傾向があります。高くても売れるってことですね。しかしそれは逆もあって安くても売れない車は存在します。中古車は日々相場が変わりますので一概には言えませんがコンパクトカー、セダンは安く買える傾向があります。SUV、スライドドア車は価格が落ちにくいです。

中古車市場、基本的に2WD車が多いです。安く買うなら2WD車が種類もありあすすめ。

安く中古車を選ぶポイント

意外と知られていないのが中古車はその地域で探すのが一番です。他県の下取りやオークション仕入れの場合どうしても手間賃がかかってしまいます。オークション代行手数料や陸送代など細々したものでも意外といい値段になります。こだわらないのであれば店頭にある中古車が一番安くなります。

県外の店舗に出向くというのもありですがナンバーや書類のやり取りは住民票の住所に依存しますのでその分手間賃はかかります。

 

まとめ

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台数が走っている車が安くなるとは言いにくい中古市場ですがお買い得な車は世の中にいっぱいあります。中古車選びのコツは短期的に探すのではなく長期的に探すことです。タイミングが大事です。何万円と差が出ることなので情報をしっかり調べてお気に入りの一台を見つけてください。

 

 

【衝撃】スマホホルダーが便利すぎた

カーナビが高くて買えない、そこまで遠出しない、基本移動は足の車がある、そんな方はめちゃめちゃおすすめです。

 

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今までの話

私は今まで自分の足用車ではナビがありませんでした。でも少し遠出したときや道がわからないところに行くときはスマホを使っていましたが、やっぱり停止中でないと見れないことだったり交差点やカーブでスマホが落ちてしまったりでした。ですがスマホホルダーはそこまで必要と感じていませんでした。アマゾンを散策していて広告や関連で出てはいましたがふーんくらいしか思ってなかったんですが。移動用の車のナビが古くなってきて道がないとかデータが古いことがストレスになってきていました。google mapのほうが手軽だし常に最新だしと考えてナビだと買い替えに何万円もするしちょっと使ってみるかな程度の軽い気持ちで買ってみたところ大正解

 

取り付け場所

メーター付近に私はつけました。

・ナビよりも視線をずらさずに見えること

・画面が小さいのであまり遠くには置きたくなかったこと

・スマホの取り外しが簡単にできること

が取り付け場所を選んだ理由です

 

使ってみた感想

正直あまり期待していなかったので予想をはるかに上回る使い勝手の良さでした。古いナビにiPod用のコードがあるのでそれにつなぐと音楽をスマホから聞きながらナビ中は音声案内が割込みしてくれてすごく使いやすいです。DVDを子供が見ている状態でもスマホから直接音声が出るので聞き逃すこともありませんし。割込みがない分子供も静かにDVDを見ていてくれます。ナビ中は常に画面が点灯していること、GPSを使用していることから電池の減りは早いですがホルダがうまく充電ポートをよけているので心配なく充電できます。昔使っていたものが古いタイプでゲル吸盤が取れてしまうことも多々あったのですがこの商品はそんなこともなく快適に使えています。

 

カーナビとどちらがいいか

これは使うシーンにもよると思いますがメリット、デメリットまとめてみました。

 

カーナビ メリット

画面が大きい。

DVDやSDいろいろなメディアを楽しむことができる。

車内スピーカーと連動しているので音量の調整や聞き逃しがすくない。

固定されているので忘れる心配がない。

電池の心配もない。

 

カーナビ デメリット

価格が高い。本体、取り付け工賃

バージョンアップにお金がかかる。

センターパネルについているのでわき見の時間が長くなる。

 

スマホホルダー+スマホ メリット

コストが安い

常に最新のデータを使える

4Gがついていれば検索やインターネットを使った情報も使用できる

 

スマホホルダー+スマホ デメリット

スマホを忘れると使えない

充電に限りがある

画面が小さい

 

まとめ

自分の使用状況からスマホで十分といったところでありました。やはりコスト面はかなりおおきいです。実際画面は小さいですがDVDが見るわけでもないですしナビのみとして使っている分には必要十分です。走行中はできないですが子供が寝ていて車で待機しているときとかにホルダーに挟んでYouTubeを見るなど使えるのもいいです。ナビではYouTubeは見れないですからね。なので使い方は人それぞれですがナビがついてない車に乗っている、会社の車に乗る頻度が高い、トラックの運転手さん、是非おすすめします。私が買ったものはだいたいの車にには付けれますしアームが伸縮するのも使い勝手がいいです。私が買った商品のリンク張っておきますが、これでなくても自分がよさそうなもので全然いいです。参考にしてみてください。

 

 

 

 

ボディについてるちっちゃい錆って何?鉄粉取りについて

 

洗車してるときに白系の車だとぽつぽつと錆がついているのを見つけた人もいると思います。見た目よくないけど簡単には取れない、範囲も広くて取るの大変だし車屋さんにお願いしたらいくらかかかるのだろう。今回はボディについているちっちゃい錆についてお話します。

 

 

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ちっちゃい錆の正体

ボディが錆びちゃったなと思う方も多いと思います。実際にあれは錆です。しかしボディが錆びているかというとまた少し違います。あれは鉄粉で道路に落ちているブレーキダストその他金属が雨の日、雪の日に巻き上がりボディに刺さっているのです。鉄粉自体が錆びているだけで実際に錆びているわけではありません。融雪剤(塩カル)をまく地域に特に出やすいです。融雪剤により鉄粉が錆、わかりやすい茶色になって表れます。

放っておくとどうなるの?

程度にもよりますがそこから錆が進行します。ボディにどのくらいの深さで刺さっているかにもよりますので一概には言えませんが塗装を越えて下地まで深く刺さっていた場合、そこから錆は進行し塗装を浮かせどんどん範囲を広げていきます。最悪ボディに穴が開きドアの交換を余儀なくされます。

簡単に取れる方法はないの?

鉄粉は取れます。鉄粉取り用のトラップ粘土というものが売っています。粘土にくっ付けとることができますが。範囲がかなり狭く作業にものすごい時間と労力がかかります。私がおすすめするのは粘土付きタオルという商品です。世間では知名度が低くあまり認知されていないですが板金塗装屋はだいたい持っていてボディの仕上げまでできる超優秀なものです。広範囲の作業が可能なので作業が楽で短時間で済ませることができます。もう一つ優秀なのがトラップ粘土と違いこすり傷ができにくい特徴です。トラップ粘土の場合狭い範囲でそこそこの力で擦りますので部分的なこすり傷が目立ちやすいです。粘土付きタオルの場合広範囲をこするので傷ができにくくよごれを落とした後にカーシャンプーでもう一回こすったりするだけでもきれいになります。トラップ粘土より価格はしますが価格以上の商品は間違いないです。虫取りにも使えます。

トラップ粘土、粘土付きタオルともに作業時は濡れているボディに使ってください。粘土が車体にくっついて取れなくなる場合があります。

 

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付かなくすることはできるの?

基本的にできません。コーティングをしてコーティング分の厚さで下地まで届きにくくすることはできますが完全に防ぐことはできません。ワックスや撥水剤で刺さりにくくすることはできるかもしれませんね。車体後部、サイドにつきやすいので洗浄をこまめにやりましょう。

まとめ

鉄粉がすごい車をみると雪国の人かなーって思っていしまいますが遠目で見てもわかります。何年も放っておくとどんどん箇所の増え落とすのも大変になりますので。粘土付きタオルで洗車時に軽くこすってそれを数回やればかなりきれいになります。実践してみてください!

整備初心者に必要な工具 まずはタイヤを外してみよう編

整備やってみたいなでも何から買っていいかわからないなそんな方向けにプロがおすすめする初心者でも使える工具を紹介します。今回はタイヤ外してみよう編です。

 

 

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まずはじめに

工具も必要ですが服装は極めて大事です。絶対汚れます。整備士イメージってつなぎでオイルとかでべっとり汚れているイメージですよね。実際は違います。私たちも汚れるのは嫌です。オイルとか付くの嫌です(笑)整備業界では整備ができる人こそつなぎが汚れません。そんな話はさておき、まず汚れるということ、足元できれば安全靴がいいですがなければスニーカーでも結構です使い古しで構いませんので履いてください。サンダルはほんとに危ないです。工具自体も結構重さあるので足に落としただけで爪終わります。あとは手袋です。整備全般そうなんですが基本手袋をします。私的には手袋をしないところはよっぽど細かい部品を扱うかエンジンを分解するときくらいです。正直手が汚れるのも嫌です(笑)整備士なのに基本手はきれいでした。些細なことですぐ手が切れたりします金属も刺さります。手袋は安いのでも構いませんのでしてください。ですが軍手は望ましくありませんタイヤ交換くらいならいいのですがエンジン回りや回転部分など巻き込まれる可能性が高いです。手にフィットするタイプの手袋にしましょう。

 

買ってほしい工具

ジャッキ

車を上げる際には絶対必要になります。人力で何トンは物理的に無理です。ジャッキは車載工具として車に積んであります。しかし応急用で簡易ということもあり使い勝手がかなり悪いです。かなり簡易で小型なため車を押すと転倒してしまうため整備をする際には向きません。いろいろと種類はありますが油圧のフロアジャッキがおすすめです。上げたい車のサイズによってジャッキの能力が変わりますので説明します。

まずジャッキを探す前に上げたい車の車検証を見てください。項目に車両重量という項目があります。車の重さになります。荷物や装備で重量が変わっていますので概算になりますがこの車両重量を目安にジャッキを選びます。例えば車両重量1600キロなら2トンのジャッキで作業ができます。国産車は基本2トンジャッキで作業ができますがアルファード、ヴェルファイア当たりはグレーゾーンになりますので車検証にて確認が必要です。

 

スタンダードなジャッキです。タイヤ交換くらいであればこの程度で十分です。ただジャッキ自体の厚みがあるので高さが自分の車に使えるのかは確認が必要です。SUVタイプの車は足が長いのでジャッキをフルで上げてもタイヤが浮かない可能性があります。

 

 

 

私が自宅用で使っているジャッキはこちらです。3tまで対応でアルミ製で軽く合成もしっかりしています。デュアルピストンで一回の動作で上がる量が多く力いらずで上げられます。値段は少ししますが、コスパで考えればかなりいいと思います。

 

 

 

トルクレンチ

トルクレンチはホイールナットの締め付け時に必要になる工具です。これがないと走トルク不足により行中にタイヤが外れてしまったり過剰トルクによりボルトが折れてしまったりします。足で乗って締めるのは論外です。これがないと本当に危険なので作業する場合は必須です。整備士で何年もやっているとトルクの感覚はわかってきますが、命の危険には変えられないので私も必ず使っています。

 

トルクレンチはこちらを使用しています。ソケットは19と21のサイズがついてきます。一部を除いて国産車であればほぼ使えるものです。ソケットが対応していなくても汎用の1/2サイズのものであれば流用できます。値段もお手頃ですし高いものはいっぱいありますがホイールナットに使うのであれば必要十分です。

 

 

こちらはソケットが多く入っているタイプです。値段も安いので別でソケットが必要ないのはいいですね。

 

十字レンチ

ナットを締めたり緩めたりするのに使います。緩めるのにはトルクレンチは使えません(実際には緩められますがトルクレンチが壊れてしまいます)なので十字レンチは必須です。トルクレンチにソケットがついているものであればブレーカーバー(スピンナハンドル)でも構いませんがナットの取り外しには十字レンチの方が便利です。

 

一般的な十字レンチです。価格も安く軽量で使いやすいです。

 

 

ブレーカーバー(スピンナハンドル)というものです。他にも使う用途が多いので私はこちらをよく使いますがタイヤの取り外しという面では十字レンチのほうがいいかもしれません。あって損するもではないのでおすすめはできます。別でソケットが必要になりますのでご注意ください。

 

なくてもいいけどあると便利な工具

輪止め

車が動かなくするためのものです。本来は輪止めを使う作業が安全ですがサイドブレーキ、パーキングがしっかりしていれば基本的には動きません。状況により使うといいでしょう。車が多きくなるほどあったほうがいいです。マニュアル車は後ろはサイドブレーキでロックされていますが前は基本フリーです。ギアを入れて輪止めをするとより安全でしょう。(後ろを上げるときです)

 

ゴムタイプの輪止めは滑りにくく重宝します。あると便利なので買っておいても損はないです。

 

 

折り畳み式のものもあります。持ち運びやいざというときに使えるのはいいですね。

 

リジットラック(馬)

4輪上げる作業の時は必須となりますがタイヤ交換など2輪または1輪上げでいいときはなくても大丈夫です。リジットラックをかけると安定感が増しますので安全に作業できます。2輪上げでもブレーキ系や足回り系の整備をするときは必ず使いましょう。

 

安定感もあってラバーパッド付、3トンまで大丈夫な優れものです。これ買っとけば間違いないでしょう。

 

 

前に使ったことがあって不便に感じたのがこちら。足は折り畳み式になっていて使わないときに収納できるタイプですが足がカタカタして安定感に欠けます。下回りとか命に係わる作業にこれでは心もとないです。おすすめできないです。

 

買わなくていいけどこんなのもあるよ

ブレーキロック

ブレーキを保持してくれる工具です。これがあるとジャッキアップしてしまってもホイールナットのトルク解除(仮緩め)ができます。トルク解除はタイヤが空転してはできないため、タイヤ接地の状態で行わないといけません。意外と忘れます(笑)そんなときには便利です。難点としては実際にブレーキを踏んだ状態にするのでブレーキランプが点きっぱなしになります。長時間使用には向きませんバッテリー上がりに注意です。ブレーキペダルを押し込みシートに固定しロックします。

 

 

スロープ

ここ最近の車は車高が低い傾向にあります。なので旧型のフロアジャッキが入らないなんてこともあったり車高を調整していたりすると薄型のジャッキしか入らないなんてことがあります。このスロープがあればある程度の車高を確保できますのでジャッキを入れたり下回りを洗うときや下回りをのぞき込んだりいろいろできる優れものです。

 

 

まとめ

タイヤを外すだけでも結構な工具が必要になります。しかし一度そろえてしまえば何回も使えますし元はすぐに取れるでしょう。大事に使えば一生物かもしれません。

たかがタイヤを外すジャッキで車を上げるですが。事故だけは本当に気を付けてください。もしジャッキは外れたら何トンもある車体が倒れてきます。一たまりもありません。私たちは常に危険と隣り合わせで作業していますが。危険だから車を敬遠されるのではなく正しいやり方で作業すれば安全に楽しくできることを伝えていきたいのが本音です。大変な作業も自分でやれば愛着湧いてきます。この記事で少しでも車に興味を持ってもらえると嬉しいです。

 

【簡単】車内の掃除のやり方ときれいに見せる裏技

車内は砂とか埃とかごみが落ちていたり気が付いたら汚れていますよね。でもなかなかできなかったり、めんどくさかったりでやる機会も少ないかと思います。今回は何千台と車内清掃をしてきた私が簡単なやり方と便利グッズを紹介したいと思います。

 

 

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車内清掃のコツ、手順

荷物をすべて下す

これは私の経験かもしれませんが私たち整備士はお客様の車、中の荷物含めてお預かりしています。貴重品は降ろしてもらっていますが基本的に荷物は破損があってはいけませんので一旦すべて降ろします。実際そのほうがいちいち荷物をよけながら掃除するよりはかどりますし、自分の車の場合いるものといらないものの区別もつきやすいです。荷物は最初に降ろしてしまうのがおすすめです。

どこをきれいにしたいか確認する(汚れの確認)

車の内装はごつごつしているので隙間にごみがたまりやすいです。子供がいる家庭はとくに食べかすやチャイルドシート裏などにごみが溜まります。最初に一通り目視で確認しましょう最初に確認しとくとあとでここも汚れていたかと二度手間にならずに済みます。大きいごみはここで捨ててしまいましょう。

順序を決める

これもやり方はまちまちですが私のやり方としては下の項目にした通りです。エアーブローしてから掃除機をかけないとエアーブローで意外と見えないところから埃が出てくるのでマットにごみが溜まります。埃ごみをすべてきれいにしてから窓拭きやワックスがいいでしょう。

ドア、窓を開ける

全てのドア窓を開けます。エアーブローをする場合は必須です。中が埃でこもります。

風通しも良くなり掃除もしやすいので開けて作業が効率的にもいいかと思います。

エアーブローする

エアーブローですがガソリンスタンドの車内清掃コーナーにある高圧の空気をプシューとやるやつです。ダッシュボートからハンドルの隙間ちょっとした隙間に入っているごみ,

カップホルダーの中のごみすべて吹き出しましょう。ない場合はモップ等でも十分ですがエアーブローであれば車一周吹いて回っても2.3分程度です。すごく簡単にごみを払えるので本当におすすめです。

掃除機をかける

エアーブローで落としたごみを掃除機で吸い取ります。スタンドの掃除機等は口が細いタイプのものになっています。家庭でよく使う大きいヘッドだと取り回しや細かいところが吸えなかったりするので。ロングの細口がおススメです。今はハンディタイプの掃除機も安く買えるようになっています。家でも使えますし掃除機は買ってもいいかもしれません。

ワックスをつける

仕上げの工程に入っていきます。中古車の清掃整備でもよく使う裏技なんですがここで登場するのがスプレー缶タイプのタイヤ、レザーワックスです。メーターパネル、ダッシュボートなどの樹脂系内装部品は紫外線や経年劣化などで色あせにより艶がなくなったりします。そこでワックスを塗ることにより新品のような艶を出すことができます。コツは軽くスプレーしきれいなウエスで伸ばすといい感じになります。あまりつけすぎるとべたべたしてしまうので注意です。ワックスをつけておくと上に乗った埃はエアブローで簡単に飛ばせます。ワックスを塗ると両面テープなどはつかなくなりますでつける場合はその部分だけ脱脂して下さい。

窓を拭く

窓拭きでおすすめなのがボディを拭くセイムです。新しいもののほうが好ましいですが。なければボディ用のものでもきれいに洗えば使えます。もし汚れがひどい場合はガラスクリーナーと併用で使うといいです。

ステップ、ドアを拭く

乗り降りの時にステップやドアに足が当たり汚れかついていますことが多々あると思います。そんな時はまたセイムがおすすめ。土や石等がついてしまうためボディ用にはもう使えませんがボディ用が古くなったり汚れたりでもう使わなそうなものをおさがりで使うといいです。私は窓用>ボディ用>ステップとホイール用に3枚持っていいてシーンで使い分けています。

 

便利グッズ紹介

ここまで紹介したものと含めて紹介します。

エアーブロー

ガソリンスタンドまで行くのも大変ですしコンプレッサーとホースとエアガンまで用意するとお金もかかるし場所も取る。そんな方はハンディブロワーがおすすめ。値段もお手ごろで万能なハンディタイプです。ただコンセントが必要なので近くにコンセントがない人は充電式がおすすめです。

 

 

 

 

掃除機ロングノズル

掃除機の機種やタイプによって違いますので参考までにこんな形のやつですってことで載せておきます。ロングノズルな細かいところまでノズルが入るのでかなりおすすめです。昔はショートタイプを使っていましたがノズルが届かないところがけっこうあり不便でしたがロングノズルに変えてから作業がかなりはかどりました。

 

 

タイヤレザーワックス

ワックスに関しては特にどれがいうことはありませんがわたしが使っていたものを紹介します。シリコンスプレーでも代用はできますがムラになりやすいのでよく伸ばしてください。

 

マイクロファイバークロス

ワックスの伸ばし拭き上げに便利です。ワックスがつくので基本室内専用になります。素材が柔らかいので傷をつけにくく埃もしっかり絡めとります。汚れてきたら水に蒸らしてホイール洗浄にも使えますので無駄になりません。

 

セイム

ボディの拭き上げだけではなく万能に使えるセイムです。私は常時3枚ま持っています。窓やきれいなとこを拭くよう、ボディ外装を拭く用、ホイール、ドア内側やステップの汚れ拭く用です。1枚そんなに高いものではないのでスペアで持っていても損はないでしょう。

 

ガラスクリーナー

市販の家用ガラスクリーナーで構いません。ただ室内でかなりたばこを吸う方はたばこ汚れ用や車専用のもののほうがいいです。市販のやつですと汚れ(ヤニ)が簡単に取れず伸ばしている感じになります。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?実際にやってみないと感覚がわかりずらいですが。長年やってきた経験によってたどりついたやり方です。(笑)でもほんとにこのやり方で私は結構汚れていても15分あればすべてきれいにしていました。効率もいいので是非マネしてみてください。きれいな車だときもちいいですからね。

 

意外と知らないガラスコーティングの落とし穴と体験談

車のガラスコーティングを知っていますか?知ってはいるけどよくわかってない。どんなものでメリットデメリットがわからない、そもそもなにそれ?そんな方はぜひ最後まで読んでください。

 

 

 

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車のコーティングをするのが一般的になってきました。昔はワックスをかけたりしていましたが、今の主流はガラスコーティングですね。でも実際効果はどうなの?そこまで目で見えるわけでもないし、実際のところメリットしかないのか?デメリットは何なのか現場作業をする人間が思うことを伝えていきます。

 

 

 

 

 

ガラスコーティングとは

ボディの表面にガラスの被膜を作りボディを傷から守るコーティングです。簡単に作業を説明するとコーティング溶剤を薄く塗り溶剤を硬化させて作業終了です。いたって簡単な作業だと思われますが実際は下処理やムラにならないようにしたり結構大変な作業になります。

 

ガラスコーティングのメリット

ガラス被膜によりボディが傷、紫外線から守られる

艶が出てきれいに見える

 

ガラスコーティングのデメリット

価格が高い

新車でないと下処理にお金がかかる

濃紺車はムラができやすい(ショップの腕による)

再施工が大変

 

こんな人は良く考えたほうがいい

車をあまり洗車しない人

コーティングはモノによりますが1年から5年まで保証が付きます。洗車をしなくても汚れが落ちやすいとうたっているメーカーもありますが基本的に洗車は定期的にしたときの保証になります。車を洗わないと外的なもの(ウォータースポットなど)により逆に見た目が悪くなる場合があります。コーティングの上についたものであれば磨いてはがせば落とせますがそれではコーティングが倍かかってしまいます。それであればコーティングはせずに磨きをしたほうがコストを抑えられます。

 

おすすめされたから施工してみた

安いものでも数万高いものだと数十万までピンキリですが値段が高いわりに効果がわかりずらいのがコーティングです。まったく効果がないわけではないですが意味も分からずやるのに意味はあるでしょうか?営業マンはかなりおすすめしてきます。実際利益を出しやすい作業なので知らないと本当にカモになってしまうかもしれません。下調べしてから作業をお願いしましょう。

 

中古車を乗り継いでいる人

コーティングはきれいなボディに施工して意味があると思います。表面にコートをするので汚れたところに施工してもその汚れが落ちなくなるだけです。走行した車の場合下処理が必須になります。稀に「上からできますよ」という営業マンがいますが騙されないでください。下処理は必須です。なので車がそのお金をかける価値があるのかどうかをよく見極めることが大事です。

 

 

実際どうなの?

ここまで話してきて、否定的な感じだったかと思います。筆者はやってないいんだろうなと思った方もいると思います。しかし私は施工してます。正直したほうがいいと思っています。もちろん上記した方は考えたほうがいいですが、大事に乗りたい、愛着がある、長く乗りたいと車に愛があるひとはすごくいいと思います。ただ忘れないでほしいのはコーティングはしたら終わりではなくメンテナンスが必要ということは忘れないで下さい。しっかりメンテナンスすればもちもかなり変わりますし艶もかなり出ます。

 

まとめ

個人的な意見がかなり多いかと思いますがすみません。しかしいろんなお客さんを見てきて思いますがメンテナンスをしてない人がかなり多いです。実際この記事を読んで「え?コーティングはしたけどメンテナンスしたことなんてないよ」という方はほんとにもったいないです。今からでも間に合いますのでメンテナンスの方法など施工したショップに聞いてみてください。作業する側からしたら結構頑張って作業して(時間がかかる)お金もいただいてるのに無駄になってしまうのはもったいないと思いこの記事を書きました。少しでも参考になればうれしいです。

 

【要注意】知らないうちにできた傷5選

 

ふと車を見た時に「あれ、こんなところに傷があったっけ?」という経験ありませんか?知らないうちにできた車の傷について紹介します。その傷はご自身がつけたものではないかもしれません。ではだれがつけたのでしょう。放っておいても大丈夫なのでしょうか。

 

 

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車に傷ができた

気づいたら傷ができている、塗装が剥げているなんてことがあったら要注意です。外的な何かで傷になったと考えるのが普通でしょう。ではどんなもので傷になるのでしょうか。だいたいはふと気づくことが多いはずですがそれは普段気にしていないものからできているからです。

 

誰がつけたのか

鳥の糞

目に見えてうわーとなるのが鳥の糞です。ボンネットフロントガラス至るところに落としてきます。噂では狙って落としているなんて情報も、、、。実際そのままで雨がふれば落ちるでしょなんて思っているかたも多いと思います。実は熱でこびり付いた鳥の糞は意外と落ちませんぱっと見落ちたようにも見えますが、実はまだ残っています。そのままにしておくと塗装が剥げそこから錆の原因になりますので見つけたら早急に落としたほうがいいです。

虫の死骸

夜の走行や高速走行をするとフロント回りがびっしり虫まみれになっていると思います特に夏の時期。虫の成分は塗装に害があります。ヘッドライトなどの樹脂系のものにもシミを作ったりしますので早めに落としたほうがいいです。ついてからあまり時間が経っていなければ水洗いでだいたい落ちます。作業が長引く前に取ってしまいましょう。

簡単な虫取りの方法です。

 

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トンボの卵

意外と知らないトンボの卵、洗車の時とか見たことある方もいると思いますが。茶色っぽい細い線みたいな何かがついていることがあります。それがトンボの卵です。ボディの反射等で水面と勘違いしてつけてしまうみたいですがこちらも塗装に害があります。塗装が浮きそこからぽろぽろと剥がれていきます。小さいので見つけるのは大変ですが洗車時などによくみてあれば落としましょう。

花粉

花粉なんてだめなの?と思う方もいるでしょう。花粉はかなり厄介です。実際私は花粉で苦しめられています。症状としてはボディがザラザラになります。花粉はボディにへばりつきだんだんと浸透していきます。黄砂と間違えやすので区別がむずかしいですが遠目でもわかるほどザラザラになりますので。早めに洗車してしまいましょう。

樹液

知らないと止めてしまうと思いますが木の下に駐車してお昼寝なんて気持ちいいですよね。しかし車には被害が出ているのです。風にあおられて落ちてきた樹液がボディにつくと透明な液体がついて表面がぼこぼこして見えます。早めに取らないと硬化して取れなくなりますので早く取ったほうがいいでしょう。

 

まとめ

総じて言えることは早めにとったほうがいいことです。実際塗装が剥げて塗装代何万もかかってるお客様を見てきましたがみんな知らなかったと口をそろえて言います。知っていて取らないことはないと思いますが修理代で高くつくつらいならさっととってしまいましょう。早い方が取るのも楽です。

 

 

驚くほど簡単!!車についた虫をきれいに取る裏技

 

この時期高速道路とか乗ると車に虫がすごい付きますよね。びっくりするくらいついてて気持ち悪いですがこれがまた取るのが大変大変。暑い日に虫取りするのが嫌になる人もいるのではないでしょうか。今回はこと虫取りを簡単にできる裏技を紹介します。

 

 

 

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虫はとらないとだめなのか

虫がいっぱいついていて取るのがめんどくさい気持ちわかります。しかしこの虫の死骸、塗装を痛める成分があります。放っておくと塗装が剥げたりシミになって取れなくなったりします。特に車の色が濃い車(黒とか)は日中に太陽光でボディ温度がかなり高くなり白系の車より進行が早いのでご承知ください。

 

付きやすい箇所

やはりフロント顔回りはすごい付きます。実際車体後ろにはほぼ付きません。よく見るとドアミラーやフロントガラスヘッドライトの虫たちは忘れられやすいです。特に忘れられて危ないのがヘッドライトです。最近の車は樹脂製のヘッドライトなので虫の成分にかなり弱いです。そして透明なことから洗車時に忘れてしまうことがよくあります。

ヘッドライトがシミだらけになっているくるまはよく見かけますので。覚えておくといいでしょう。

 

虫取りをする前の下準備

まずは洗車をしましょう。最低限虫のついている場所は洗いましょう。虫はついてから数日以内であれば水洗い等でも十分落とせます。しかし時間が経つと水では取れなくなってしまいます。最初の洗車では簡単に落ちる虫だけ落としましょう。水圧とスポンジで軽く落ちる程度で十分です。虫取りをする以外の場所はセイムで拭きあげてください。虫がついている部分はこの後また水をかけるのでそのままで大丈夫です。

 

簡単に取れるグッズの紹介

簡単に虫を取るグッズまず一つめはトラップ粘土です。

トラップ粘度は主に鉄粉取りに使われるものですが虫取りにを十分使えます。使い方はシンプルでこの粘度を虫がついているところにこすりつけるだけ。注意したいのが水気がないとボディにこすり傷や粘度自体が付着していまうことです。水気がないと摩擦が強すぎてうまく取れません。粘土とボディを濡らしながらやってください。カーシャンプーを使うのもいいですが、時間がかかるので乾きに注意です。

 

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2つ目は粘土タオルです。この商品はトラップ粘土がタオルにくっついている商品で広範囲の虫をいっきに取ることができます。トラップ粘土とは違い広範囲の虫を取ることができるため作業時間の短縮や水が乾く前に作業をおわらせることができます。カーシャンプーをつけたこのタオルで擦ると虫が取れるだけでなくつやつやのつるつるになります。すごくおすすめです。この商品も水気がないと傷の原因になりますので注意です。

 

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まとめ

いかがでしたか?結構な頻度で付く虫を取るのはかなり重労働です。作業時間をかなり短縮できさらにピカピカになりますので。私は粘土タオルを買ってから虫取りが嫌だと思ったことはありません。そのくらい便利です。是非試してみてください。

 

【夏必見】洗車のコツとタイミング

暑くなってきましたね。すでにヘロヘロになりそうです。冬の時期より夏の時期は洗車をすると思います。きれいな車で走るのは最高ですよね。今回はたかが洗車されど洗車をするコツやおすすめのタイミングについて手洗い洗車をメインに書いていきます。

 

 

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意外と知らない万能洗剤

洗車するときはスポンジ使いますよね。実際専用のものでなくても傷にならないような食器用スポンジとかでもよかったりします。ザラザラゴワゴワなのはだめですよ。お金をかけたくない人は食器用の中性洗剤を使うといいです。泡立ちの申し分ないですし油の汚れもある程度落ちる。万能だと思います。問題としてはワックスがとれてしまうことです。ワックスは油系の成分なので一緒に落としてしまいます。しかしワックスの下処理として使うならかなりいいです。私はあまりワックスは使わない派なのでよく使っていました。

 

色によって洗い方が変わる

実はあまり気にされてない方も多いと思いますが一番洗うのに気を遣う色は「黒」です。次にダーク系の色です。黒系は傷がすごくわかりやすい色です。洗車傷のわかりやすくつきますので注意が必要です。初めに水で埃泥を落とす工程がいかに丁寧にできるかがキーとなってきます。強めに水を当てましょう高圧洗浄機があれば尚いいです。

白系の色はふつうに洗ってしまって大丈夫です。青や赤の場合黒と白どちらに近い色なのかで判断してください。

 

実は大敵は汚れより熱

この時期気温が高いため水分の蒸発が速いです。もし日が当たってボディが熱くなってある場合は水で冷やしてから洗車を行ってください。結構水をかけると思います。ルーフボンネットは特に暑いので入念にかけてください。ボディが熱い状態で洗車すると水が洗車中に蒸発しシャンプーだけが残りシミになります。

これは洗車中も同じで一度冷やしても車内の熱などでまた温度が上がってきます。面倒臭いですが一度にすべて洗おうとせずブロックごとに分けて洗車するといいでしょう。洗っては流す洗っては流すの繰り返し。個人的おすすめはルーフ、テールゲートで流す右サイド左サイドで流す、最後顔を洗って終わりです。

洗っていても乾いてきたら一度流して濡らすことを心掛けてください。特にガラスが乾きやすいです。乾くとふき取りしても意味ないです。セイムが汚れるだけです。

繰り返しますが面倒くさくても分けて洗うほうがいいです。何千台と洗車してきて思った経験です。

 

忘れずに洗ってほしいホイール

忘れずに洗ってほしいのはホイールです。ホイール、タイヤは人間でいう靴です。

どんなきれいにおしゃれしてても靴がドロドロだったり汚かったら台無しです。手間でもここまで来たなら洗ってください。車の見た目が劇的に変わるはずです。

 

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おすすめの時間帯

間違いなく朝いちばんか夕方5時以降です。要は気温が低いときです。昼間は暑すぎて熱中症になります。ボディにもかなりよくないです。シミになります。涼しいときに洗いましょう。

 

まとめ

たかが洗車ですがいろいろコツがあるように思えます

書ききれなかったこともあるのでまた洗車記事書いていこうと思います。

皆さんの大事な愛車の参考になればいいなと思います。

 

【故障診断】エンジンから異音 診断から判定までの流れ

今回は実際にあった故障診断から判定、原因までの流れを実際に行った経緯で説明していきます。車は2012年登録とフリード 型式GB3です。走行距離80000キロ

 

 

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症状、訴えをまとめる

まず症状です。今回はエンジン始動時走行中に「キュキュキュキュ」と音がしている。との訴えでした。エンジンを始動し冷間時から音がし温まると消えるもしくはたまに音が鳴るという症状でした。中古購入後1年乗り急に音が始まったそうです。距離は80000キロ

 

音の確認、再現テスト

まずどこから音がしているのか確認。室内なのか室外なのかエンジンなのかミッションなのか。それ以外なのか。今回はエンジンの方から大きく聞こえましたのでエンジン回りから探っていくことに。

 

他に症状がないか確認

車が入庫してから移動させるときに若干のエンジン不調がありました。アイドリングがハンチング気味、安定してない様子がありましたがエンジンは吹けあがるし、エンジンが止まりそうなほど不調ではないため許容の範囲として見過ごしました。

 

診断

真っ先に考えたのがウォーターポンプです。ウォーターポンプはベアリングが壊れることがよくあり、ベアリング故障特有の「ゴー」音とウォーターポンプ特有の「キュキュキュキュ」音とかなり似ていました。それかそれ以外だとしても発電機、エアコン今コンプレッサー、テンショナーが原因の可能性はあるのですべてを動かしているベルトを取り外します。取り外し後エンジンを始動して音が鳴るか確認、鳴った場合は他、鳴らなかった場合はウォーターポンプ、発電機、エアコンコンプレッサー、テンショナーのどれかになります。結果鳴りました。山を張っていた場所ではないということになりました。

 

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診断2

補機ベルト範囲外の場合もしかしたら他症状のエンジン不調気味なところがかかわっているのかもしれないと思いまず点火系を疑ってみました。プラグコイルを触ってみると3番のプラグコイルだけ振動していました。3番プラグコイルを外してみるとあきらかにくすぶった後がありました。

 

原因究明

音の原因はスパークプラグの緩みによるスパークプラグのリークと圧縮漏れによる音でした。音は圧縮が抜けている音でエンジン不調はリークによるミスファイヤーでした。もっとひどくなればエンジンチェックランプが点灯しそうでしたがまだ症状が軽かったため点灯には至りませんでした。スパークプラグを規定トルクで締めこんで症状は改善んしました。

 

部品交換

今回はコイルのくすみはありましたが使用に支障はなさそうでしたのでそのまま使用しました。なので今回交換した部品はありませんでした。

 

まとめ

意外なところから音が出ていてびっくりしましたが大事には至らずでよかったです。

前回の車検でプラグをチェックして締め忘れかと思います。

診断は地道にやっていくしかありませんので少しずつ当たって部品単価が低いものから当たっていくのがセオリーになります。何かの参考になれば幸いです。

 

 

【知ってる?】格安ガソリンスタンドて実際どうなの?

皆さんは車とかバイクにガソリンを入れると思うんですけど何を入れてますか?レギュラー?ハイオク?その違いと、すごく安いガソリンスタンドがあると思うんですけどほんとに大丈夫なの?ちゃんとしたガソリンスタンドのほうがいいのか?個人的意見ですが参考になればありがたいです。

 

 

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レギュラーとハイオクの違い

ガソリンには2種類レギュラーとハイオクがあります。結論から違いはオクタン価の違いになります。オクタン価とはわかりやすく言うと自己着火がどのくらい起こりにくいかです。基本的には数字で表しますが今回は割愛します。ほかにも詳しく載っているサイトがありますので「オクタン価」で検索してみてください。もっと言うと燃えやすいか燃えにくいかといったところです。

ではレギュラーとハイオクではどう違うのか。ハイオクはレギュラーに比べて自己着火しづらいです。レギュラーの方が速く自己着火します。エンジン内部では圧縮という工程がありその圧縮の際ガソリンは高温になります。高温になったガソリンに点火をするのですがオクタン価が低い場合点火する前に火がついてガソリンが燃えちゃうんですね、これが「ノッキング」という現象です。このノッキングが起きるとエンジンに負担がかかり出力の低下になります。一般車はレギュラー、高級車、高出力エンジン搭載車はハイオクのイメージです。

 

レギュラー車にハイオクを入れてもいいのか

結論はだめです。しかしじゃあ動かないのかいうとそうゆうわけではありません。エンジンは動きますし走行も普通にできます。ただ目に見えない体感ではわからないところで違いは出ています。ハイオクのほうが自己着火しにくい分レギュラーエンジンではすべてを燃焼することができません。燃え残りができるということですね。それが積もってくるとエンジンの出力の低下最悪はエンジンの故障になります。ただ一回間違えて入れてしまった程度では差はでないレベルかと思います。

 

ハイオク車にレギュラーをいれてもいいのか

結論はだめです。こちらも同じで間違えても動きます。しかしこちらの場合はノッキングを起こしますのでアクセルを踏み込んだ時に「キンッ」と音が鳴ったり、エンジンが振動したりします。エンジンにはよくない症状なので早めに使い切ってハイオクに入れ替えましょう。金額が安いので入れる人もいますが確実にエンジンの持ちが悪くなっています。燃費も悪くなるでしょう。

 

 

格安ガソリンスタンドってどうなの?

ここからは経験談になります。

格安のスタンドって見かけることあると思いますがここのガソリンって大丈夫なのって思うかと思います。実は私は格安スタンドで入れているんですがなにか問題が起きたことはありません。燃費が悪いのでは?と思われるかと思いますがそんなこともありません。じゃあなにが違うの?正直わかりません。かれこれ8年近く使っていますが何の問題もありませんでした。距離だと10万キロは走りました。

有名ガソリンスタンドとの違い

正直違いは判りません、ただ安心感はあると思います。よくわからないガソリンを入れるのは怖いと思う気持ちもわかります。なので心配なかたはエネオスやシェルで入れることをおすすめします。責任はとれませんので。

 

まとめ

個人の意見にはなりますがハイオク車にレギュラーを入れるくらいなら格安スタンドでハイオクを入れたほうがよっぽどいいです。経験的には格安スタンドでもハイオクは十分ハイオクです。レギュラーも問題のあるものではないかと思います。なので仕入れの段階で原価をいかに落とせるかの問題が大きいと私は思います。ただ無理にとは言いませんので参考にしてみてください。